最終的にはリスニング満点495点を取得できました。
学習法や解き方を知らなかった。
それを訓練し、マスターしてからはぐんと900点が近くなっていきました。
700点を超えるようになり、Part3の秘技を身につけるとPart4も得点が上がるという一挙両得です!
3人での会話も言うほど難しくはありません。
1文1文ヒアリングできるようになることに徹してください。私自身は声の高い女性のナレーションは不得意でした。繰り返し練習して男女、声の高低にとらわれないようにしましょう。
また、パート3をマスターするとパート4の得点も上がりますよ!
一挙両得ですね!諦めないで練習しましょう
普通に聞いて、回答するやり方では点が上がらない!?
「問題文を聞く→設問文を見る→選択肢を読んで選ぶ」
という具合にすすめるのが一般的と思います。ですが、それでは短い時間の中で次々と解答をしていくことはできません。雪崩のように次々とナレーションがやってきて、
本文を聞き漏らす→当然のごとく設問を聞いても全くわからない
ということを繰り返します。
普通に解いていくとどんどん時間がなくなって、次の設問のナレーションが始まって問題文を聞けなく、1(3)問ごと諦めて、次の3問へとすすむことになります。
私もずっとこれを繰り返していました。当然得点が上がるわけがありませんね。
そこで、身につけたスキルは、
ポイント
聞きながら文を読む
聞きながら解答する
読みながら聞く
です。これをマスターすればどんどん点が上がります!
何も難しいことはありません。大なり小なりPart1でも多少はできているのです。
ナレーションを聞きながら写真を見ているわけですから。
空いた時間 問題文にめをとおす
冊子に書いてある問題文ですが、
What are the speakers talking about? と書いてあったら
"speaker talk"だけ切り取って頭に叩き込むような勢いで行きましょう。
全部の単語を目で追ってはだめです。情報を切り取って頭に入れます。
仮に頭に入らなくても焦らないことです。
例 What did the man say to the woman?
man say womanとだけ切り取って読む、覚える
例 Who mostly likely is the woman?
likely woman
何度か問いてみればわかりますが、設問文もパターン化されています。
単語が微妙に違うことも多いですが、基本的には下記のようになります。
設問文のパターンの例を記載
問題文の種類
シチュエーションとしては主に次の通りとなります。
ヘルプデスクへの電話
レストランやホテルでの予約や通常の会話
商品の修理・保証・返金の問い合わせ
オフィスでの会話、仕事の電話
業者と客の会話
etc
さらに、2人での会話、3人での会話、図表を参照する問題の3種類となります。
設問文の種類とパターン
設問文にもパターンがあり、TOEICを何度も受けていると慣れて
もちろんパート2、3とも同じで似たような設問文は出題されます。
設問文ではWH疑問文が中心となります。
ざっと次のような系統ですので、練習回数をこなせば選択肢も推測できるようになります。
下記の種類がPart3では繰り返し変化球でやってきます。
不要な単語は落として大切な単語を頭に入れます。
Take place系 ~がおこった場所
設問:Where does the conversation probably take place?
会話はどこで起こっているか?
解答:restaurant / factory / office などの場所
Suggest系 提案
設問:What does the woman suggest?
設問:What does the woman suggest the man do?
女性は男性に何を提案したか?
解答:take a taxi / read a manual / call someone などの行動を提案
do (next) 系 次に何をする
設問:What will the speakers probably do next?
会話をしている人はおそらく次に何をするか?
設問:What will the man most likely do next?
男性は次に何をするか?
解答:send an e-mail / go to his office / get on a train などの行動
probably や most likely は考えなく、do next 「次に何をするか?」を考える。
speaker discussing系 何を話しているか
request系 依頼
設問:What does the woman request the man do?
女性は男性に何を依頼したか?
解答:attend a meeting / modify the document / review a report などの行動
Why系 なぜ?
concern系 何を気にしているか
What is the woman concerned about?
大体はこのような設問ー選択肢となります。
文法や単語的には難しくなく、「聞くと同時に解く」能力が問われます。
もちろん上記以外の質問も出題されます。
聞きながら解かないと次々とナレーションが進んでいき解答に迷ってしまい、さらに次の問題文のナレーションが始まってしまい、聞き逃して解答ができないという悪循環に陥ります。
始めの設問でつまづいてナレーションが雪崩のようにやってきて、最初の1問は回答できても残りの2問はパニックになって回答できず。そして次の設問は冒頭のナレーションを聞き逃して次々失敗するというパターンになります。
そこで、次に説明する「先読み」というテクニックが必須となります。
設問ー選択肢はパターンとなっている。全文読むのではなく切り取って短くして頭に入れる
"woman suggest" , "What do next" , "woman concern"など
<先読み>ナレーション中に問題文を見ながら聞く
「先読み」の技術をマスターすると得点が更に上がります。
逆に言えば「先読み」ができなければ絶対に得点が上がりません。
練習すれば必ずできるようになりますので、継続的に練習しましょう。
私自身も「先読み」ができるようになってからリスニングで満点にどんどん近づいて行き、最終的に満点を取得できました!
先読みの具体的時間配分
問題文だけ読む わすれるので、 余裕があれば解答文も
<3人の会話>
<図表問題>
テスト用紙に書いてある問題文や回答文を省略して頭に叩き込む
問題文
Who is Mr. Boris ?
what does the woman suggest? →woman suggest
what does the man tell the woman? → man tell woman
回答文
She is going to a meeting. go meeting
She has returned to the office. → return office
The announcement is incorrect. → announce incorrect
登場人物の名前は、Smith, Mike, Jane など見慣れた名前だけではなく、アジアや英語圏以外の地域の名前もでます。これは本当に頭に入りにくいですね。
Laira Varma
Abena Atuegbu
など多数の人の名前が出てきます。これは省略して把握します。
Laira Varma・・・LとかLa
Abena Atuegbu・・・AとかAbe(安倍と連想しても良い)
<先読み後の同時読み>ナレーション中に聞きながら問題を読み、解く
先読みのテクニックについては理解できたと思いますが、先程書いたとおり全てが頭に入ることはよほど頭の良い人でない限り無理でしょう。なので「全然頭にはいらない!」と焦らないことです。
多少でも読んでおけば不思議なことに正解がわかります。無意識のうちにある程度記憶に入っているのでしょうね。
すべてが頭に入らないので、ナレーションが無い空白時間の先読みだけでは足りなく、本文のナレーション中に設問を読んで答えを見つけることも重要です。これができるようになればリスニング満点がぐっと近くなるでしょう。
常に本文のナレーション中はナレーションを聞くだけでなく、「ナレーションを聞く+同時読み+解答する」ができるように練習してください。これは次のパート4でも役立ちます。
もっと慣れてくれば、解答を迷ったときに記憶の中でナレーションのロールバックできるようになります。「そういえば冒頭で○○って言ってたな。3番めの設問正解は(B)だな」という具合です。
ナレーションと同時読みができればリスニング満点が近くなる
<先読み>のテクニック 逆順
先読みの方法ですが、設問1→2→3と順序良く読んでいくのが通常ですが、3→2→1と逆順で読んでいく手法もあります。
逆順のメリットは「1番目の設問は本文の冒頭付近に有ることが多くナレーションを聞きながら解答をし、」
通常は1番目の設問は文章の上部に解答があり、2番目の設問は文章の中盤に解答があり、3番目の設問の解答は文の終わり部分に存在します。
先読みをしてもすべてが頭に入ることは難しいので、通常通り設問は1→2→3順の先読みで大丈夫と思いますが、逆順の先読みに一度チャレンジしてみて自分に合うなら採用すればいいでしょう。
とにかく先読みはしますが、すべてが頭に入ることは難しいのでとりあえず読んでなんとなくでも頭にいれることが重要です。設問の先読みによりどんな文章か検討が付くのでナレーションを聞きやすくなります。
①先読みによりどんな内容かが予め分かる
②ナレーションを聞きながら解答が分かる
<先読み>のテクニック 頭への入れ方
ナレーションの短い空白時間やナレーションを聞きながら読むためには文字を正直に全部目で追っては時間がすぐに無くなります。
とにかく全てにスピードアップをしていくことを考えてください。
それは次のパート4だけでなく、後半のパート5以降のリーディングにも影響していきます
アルファベット1字1字読んでいくような目の追い方では時間が稼げません。
単語をまるごと1目で見る感じで、ブロックで見ていく訓練をしましょう。
前置詞などいちいち詳しく見る必要はありません。"There is an apple on the table." という文ならば、 There ・apple・table のように見ていきます。
T・h・e・r・e i・s a・n のように1字1字を目で追っては時間がなくなります。
1~3単語ごと1度で見る訓練をしましょう。
冠詞、前置詞などは文脈により無視する訓練もしてください。
選択肢の例①
What does the man want to do?
(A) Go on a picnic.
(B) Lend a bike.
(C) Work on a project.
(D) Buy something for his son.
の場合は、(A) Go picnic (B) Lend bike (C) project (D) Buy
のような感じで短縮して頭に叩き込みます。
問題をたくさん解く練習をすると、どのようなシーンなのかが想像できるようになります。
選択肢の例②
今度は少し設問文が長くなります。
Why is the man surprised?
(A) The doors of the building have unlocked.
(B) The woman has not completed the report.
(C) An order has not placed yet.
(D) Some clients have arrived early in the morning.
ここまで長くなると先読みで全て頭にいれることは難しいです。
かならず省略して一読しますが、頭に入らなくれも慌てないことが必須です。
(A) Door unlock (B) not complete report (C) order not placed (D) arrived early
のような感じになります。自分で記憶する適正な長さを調整してください。
ポイント
TOEICで点数を上げるには改善に次ぐ改善です。
改善すればその分は必ず得点が上がります!
あきらめないことです!!
TOEIC Part3 音声別 聞き取りのポイント
2人の会話
2人は男女、イギリス、アメリカ、オーストラリア、音の高低のナレーターの混合となります。
パート2でも説明しましたが人によって聞きにくい音声が違います。
国別の発音が違うことをあまりに意識して苦手心を持ってしまうとモチベーションが下がるので注意してください。最低限の単語の発音の違いを覚えておきましょう。
ナレーションがするするっと進んでいくので、リエゾンにもなるため国別の発音に気づかなく正解をしてしまっていることも多いでしょう。
3人の会話
3人の会話と聞いてたじろぐ人も多いのではないでしょうか。
声が違うナレーションがう増えただけに思ったほうがいいでしょう。
気分で負けないことですね。
注意事項は基本的に2人の会話と同じです。
図表付き問題
これも大げさに考えることなく、先読みでナレーションを聞きながら図を見る訓練をしましょう。
本番での流れ
実際のテストでは、Part3では次のように始めます。
"Directions: You will hear some conversations ..... only one time"というDirectionsは聞かないが、終了したことは把握する。
Directionsの流れている間にQ32~Q34の設問、選択肢を先読みし把握する。
完全に把握することは不可能なので焦らないこと。
"Questions 32 through 34 refer to the following conversation."というナレーションの直後に
①本文のナレーション(本文冒頭から1/3までが目安)を聞きながらQ32を解き、マークする。
②本文のナレーション(1/3から2/3までが目安)を聞きながらQ33を解き、マークする。
③本文のナレーション(2/3から最後までが目安)を聞きながらQ34を解き、マークする。
"Questions 35 through 37 refer to the following conversation."というナレーションの直後に
①本文のナレーションを聞きながらQ32を解き、マークする。
②本文のナレーションを聞きながらQ33を解き、マークする。
③本文のナレーションを聞きながらQ34を解き、マークする。
ありがたいことに、例外もありますがたいていは本文の上から順にQ32,Q33,Q34の解答が入っています。
まとめ
先読みの工夫
問題文、設問文のパターンを頭に入れ、文章を読めば問題文が予測できるようにする